地ダコ
東町漁協のタコ「長島地ダコ」
鹿児島県最北端の長島町は、昔から質の高いタコが獲れる場所として知られています。
タコはえさの魚介類が豊富にあり、適度な水温を保つ海域の岩場や砂地に定着、または移動します。年間平均水温19度、入り江が多くえさも豊富な長島町は、おいしいタコがとれる条件を満たしています。 そのため、東町漁協のタコは品質が良く、安定した量が獲れるとして、県内外から高い評価を得ています。
タコつぼ漁法

東町漁協では、タコが穴に潜む性質を利用した「タコつぼ漁法」を主流としています。
約200mのロープに60〜70個のタコつぼを結び、海中に沈めます。夏は毎日、冬は2〜3日に1回、タコつぼを引き揚げます。漁獲したタコは船の生け簀に生きたまま入れ、市場へと運びます。
タコの産卵調査
東町漁協では資源保護のために、平成7年からタコの産卵期となる9月と10月を禁漁期としています。その期間を利用し、県内初のタコつぼ産卵状況の調査を平成9年から実施しています。
漁場の15地区に50個のタコつぼを沈め、翌日に引き揚げ、産卵状況をチェック。翌月からの水揚げの目安にもなります。
調査途中で、タコの産卵に出合うことも。生命の神秘を目の当たりにする瞬間です。
![]() 産卵したタコ |
産卵調査 |
![]() 産卵用タコつぼ |
![]() 産卵用タコつぼ |
タコの豆知識
世界中のタコ漁獲量の3分の2を消費する日本。タコとの歴史は古く、鹿児島県指宿市の橋牟礼川遺跡では、弥生時代に使ったと考えられるタコつぼ型土器も発見されました。
マダコ、イイダコ、ミズダコ、テナガタコなど約20種類を数えるタコは、脂肪がゼロに近いヘルシー食品の代表格。多くはありませんが、ビタミン、ミネラルもバランスよく含んでおり、タンパク質を構成するアミノ酸の一種「タウリン」を多く含みます。
タウリンは血液中の中性脂肪や余分なコレステロールを排出する働きがあり、動脈硬化や血栓などの成人病を予防。眼精疲労の回復、血圧降下、肝機能強化などの効果があります。
| 水分 |
81.1g | カリウム |
290mg |
|---|---|---|---|
| タンパク質 | 16.4g | カルシウム | 16mg |
| 脂質 | 0.7g | マグネシウム | 55mg |
| 炭水化物 | 0.1g | 鉄 |
0.6g |
| ビタミンB1 | 0.03g | ビタミンB2 | 0.09g |








