雲仙天草
国立公園

うんぜんあまくさこくりつこうえん

東町漁協の養殖場のほとんどが雲仙天草国立公園の周辺海域に位置しています。
中でも東町漁協の漁場に隣接している天草地域は、大小120の島々を含む多島海で入江が多く、沈降海岸特有の湾入、陸繋島や海蝕崖など、複雑な海岸線は長く、変化に富みます。海中ではサンゴ類も見られる栄養豊富な美しい海水に恵まれているのも特徴です。年間平均19℃、潮流最大毎秒3.5mと、『鰤王』『鯛王』などの健康でおいしく身の締まった魚を育むのに抜群の環境でもあります。
これが、単協で日本一の生産を誇るブリ養殖にとって「天与の地」といわれる所以です。
東町漁協では年2回、海水や底砂などの環境調査を行うなど、この環境を将来の子供たちへ引き継ぐべく、継続的に環境保全対策を実施し、維持し続けています。